9月4日(木)午後から東大谷高校阿倍野学舎の講堂において、
「高校生のための文化講演会」を開催し、芥川賞作家の藤野可織先生を招いて、
「小説を書くことについて」というテーマで本校3年生に対して、
講演をしていただきました。
藤野先生がどのようにして小説家になられたかを、幼少期の頃から芥川賞受賞までの経緯
を通して話してくださいました。ご自身の人生におけるターニングポイントにおいて、ど
のような進路を選択していったかを、優しい語り口調で、わかりやすく話してくださいま
した。藤野先生の言葉は、生徒たちの心に親しみやすく、静かに真剣な面持ちで生徒た
ちは、聞き入っていました。
藤野先生は、挫折も含めさまざまな経験は、人生を豊かにしてくれるということを
語ってくださいました。
講演後の生徒たちの感想も、芥川賞作家の先生の話を聞けたことに対する感動や
進路の選択で迷っていたが、先生の話を聞いて非常に参考になったことなど
前向きにとらえる感想が多く、生徒たちの力になったようです。
講演いただいた藤野可織先生、講演会を開催するにあたって協力いただいた方々に感謝い
たします。