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東大谷高校へようこそ

 

 

 今、世界は、人の動きも、物の動きもグローバル化が進み、日々大きく変化しています。一方、わが国では少子高齢化が進行し、40年後には現在の人口1億2700万人が8000万人台に減少すると推定されています。このような状況下で、現在のような経済力・豊かさを維持するためには、外国からの多くの労働力に頼らざるを得なくなるという予想もあります。中高生の皆さんが社会の中核を担う時代には、生活の場である身近な地域までもが、欧米諸国と同じように多様な言語や文化が入り混じる社会になっているかもしれません。
 このように大きく変化する社会の中で、教育はどうあるべきでしょうか。私たちは、「世の中がどのように変化しても、ゆるぎなく大切にするべきものがある」と考えます。本校においては、建学の精神「報恩感謝の念を育てること」であり、これまで100年余にわたって培ってきた伝統 ― 宗教的情操心に基づく品格と礼節を育む教育 ― を守り推進することです。
 この建学の精神と伝統のもと、東大谷高校は時代の変化に対応する教育に取り組み、知識偏重型教育から脱却して、次の二つの力を育てることを目指します。一つめは、世界中の人々との言語・文化の違いを認め、互いを尊重し合い共に生きることのできる力、二つめは、試行錯誤しながらも諦めないで学び続けることのできる力です。  これら二つの力の基盤として、国語力を重視します。国語力は知的活動の基礎であり、自己を表現する主要な手段です。また、コミュニケーション能力の中核であり、生涯を通じて人格形成にかかわる重要な資質となります。
 加えて、生徒たちが自己の在り方や生き方を考え、その志の実現を目指す「10年未来プロジェクト」や、自分で課題を見つけ調査・研究することにより一生にわたって学び続ける力を育む「探究ゼミナール」など、独自のカリキュラムを用意しました。
 新たな伝統の創造へ。東大谷高等学校は、生徒・保護者・地域のみなさまとともに、新しい学校、新しい教育をつくりあげていきます。
 

(神代 一徳)

 

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